ちゅーごく しんぶん こらむ
てんぷーろく
2023ねん 11がつ いつか
びじゅつかんの ない まち、 みはらしで 「いま、 ちょっと おつな げいじゅつの あきが あじわえる」と きき、 たずねて みた。 てんじさきが しゃれて いる。 しにせの わがしてんに さかや さん、 たばこや さん、 しゃしんかん…。 みせさきに かざって いる あいぞーの あぶらえを みせて もらうのだ。
どの えも あつぬりの ひっちが めに つく。 がかの なを たずねると、 「こーとん さん」。 ちかしさが こもる。 じもと しゅっしんの なき がかで こんげつ、 せいたん 100ねんを ひかえる はたもり こーとん。 がぎょー いっぽんやりの あゆみを たどる てんらんかいと へいこーの もよおしだと いう。
てんらんかいわ しやくしょ ちかくの ふくごー しせつで ひらかれ、 はつこーかいの やく 150てんや ぜっぴつ 「ざくろ」も ならぶ。 りょーしんや いもーとに さきだたれた せんごの、 かんじょー うずまく ちゅーしょーがの じだいから 40だいの ぱり たいざいで いってん。 のどかな せとうちや あそさんの いわはだと いった ふーけいや らふ、 せいぶつを えがきだして いった へんかが ひとめで わかる。
わかれぎわに 「さよなら」と いわず、 あくしゅ し、 うなずくだけ。 そんな こーとん さんの きょーちゅーを おしはかれそーな にっきも かいじょーに みえる。 〈けってんの みつかる ことに おくするな。 それわ、 1ぽ すすむ あかしなのだから〉 〈えの みちわ のがれる ことの できない こどくな たたかいなのだ〉。
てんらんかいわ 12にちまで あるが、 きょーまでの おたのしみも ある。 せんちゃく 100にんに えはがきを くれる。 どーぞ、 おいそぎを。

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