ちゅーごく しんぶん こらむ
てんぷーろく
2022ねん 4がつ 12にち
みわたす しがいちの たいはんが すいぼつ し、 かさなる がれきが しまのよー。 どーろわ すんだん、 たいは した くるまが どろに まみれて ほーち されて いた。 ひがしにほん だいしんさいから 3かげつごに たずねた、 いわてけん りくぜんたかたしの うみぞいの さんじょーだ。
わすれられぬ ふーけいの どこかで、 その ひとも おおつなみに のまれた。 37さいの ささき こーた さん。 しごとに まつりに げんきじるし だった せいねんわ 3じを のこした。 まんなかの この な 「ろーき」にわ、 どんな ときも まえむきに、 と いう おやごころが こめられて いよー。
やきゅーずきの しょーがくせい、 ろーき しょーねんわ ひなんしょで ぐらぶを かり、 ちちと して いた きゃっち ぼーるを さいかい する。 れんしゅー ばしょに ことかく ひびを のりこえ、 ぷろいり して ろってえ。 3ねんめに して れんぞく だつ 3しん きろくと ともに かんぜん しあいを たっせい した。 ぎゃっきょーが どーじない こころを はぐくんだか。
ぱ りーぐ おーじゃ おりっくす だせんを つぎつぎと からぶり させた こーけいわ むねが すく。 てんごくで みまもる かぞくの よろこびを おもうと るいせんが ゆるんだ。 あの ひから 11ねんと 1かげつ、 まだ ふっこー とじょーの ふるさとの ひとたちも げんきと まえむきな きもちを もらった はず。
「れいわの かいぶつ」の いみょーが うそのよーに ほそみの ささき とーしゅわ しぜんたいの こーせいねんだ。 もはや ひさいち のみならず にほんの たからだろー。 せ ぱ こーりゅーせんで あかへる あいてに なげるのが まちどおしくも あり、 こわくも あり。