ちゅーごく しんぶん こらむ
てんぷーろく
2021ねん 5がつ いつか
「すごもり」 れんきゅーの きばらしに、 くるまで あしを のばして みた。 なんかげつぶ りかで おのみちの ひろしま けんりつ びんご うんどー こーえんに よると、 さまがわりして いた。 いのししに ほりかえされ、 いたいたしいほど あなだらけだった しばの みどりが いきを ふきかえしつつ ある。
しばふ ひろばに ぐるりと 2じゅーに めぐらせた、 おれんじいろの せんが みえる。 「そとぼり」わ でんきさくで、 「うちぼり」の せんにわ えきたいの はいった つつじょー よーきが いくつも ぶらさがって いる。 きひざいと あるから なにか、 けものの いやがる においでも はっするのだろー。
きけば、 さんがく きょーどーの こころみと いう。 びんご うんどー こーえんわ ひろく、 ひろしま とーよー かーぷの ほんきょち まつだすたじあむが ゆーに 30こわ はいる。 いのししの しゅつぼつに よる ひがいがくが としに よってわ 2000まんえんにも のぼる。 このまま しっぽを まいて、 やまごもりして くれると いいのだが。
されど、 てきも てごわい。 どーぶつ こーどー がくしゃの えぐち ゆーすけ さんに よると、 においや ひかり、 おとで おどす しはんの しかけわ 「じっけんで こーかの つづいた ためしが ない」。 そのうち いのししが なれて しまうらしい。 ちえ くらべの ごーるわ まだ とおいのか。
かえりみちわ とおまわりし、 やまあいを はしった。 そこここで、 みずを はった たんぼが めに つく。 ちゅーごく さんちでわ この じき、 たうえ さぎょーに はいる ところが おおい。 いのししとの こーぼーの ひびも はじまる。