ちゅーごく しんぶん こらむ
てんぷーろく
2020ねん 4がつ 14にち
ひとむかし まえ、 じもとの ひとわ 「かもがわの ほーそく」と よんで いた。 きょーとの かもがわべりで かっぷるが とーかんかくに ならんで すわる こと。 だれかが しじ する わけでも なく、 しかも かぞくづれや かんこーきゃくが まじっても、 まるで まきじゃくで はかったかのよーに おなじ かんかくで すわる。
なつばの くれなずむ ころが あっかんだ。 ゆーすずみの かっぷるが つぎつぎと わりこむ ものの、 その つど、 すこしずつ つめあって いく。 これぞ にんげんの えいちなのかと みとれるほどの せいかくさで。 「かもがわ とーかんかくの ほーそく」と いまでわ ていねいに よぶらしい。
いっぽー、 さいきん あちこちで さけばれる ことばが 「そーしゃる でぃすたんす」。 しゅーいと 2めーとる いじょーの かんかくを とるよーにと せんもんかが いう。 いまいましい ういるすの かんせんを ふせぐ ための 「しゃかいてき きょり」で ある。
げんきで ふたたび あう ために、 いまわ すこし はなれて がまん しよーと いう しゅしわ わかる。 てれび がめんでも しゅつえんしゃたちが たがいに きょりを とりあって いる。 だが、 みて いて いわかんが のこる。 かっぷるから すれば、 てを つなごーにも とおすぎるし。
あいての ひょーじょーが よみとりにくい ますくごしの かいわと いい、 なにかと わたしたちの こみゅにけーしょんの じゃまばかり する ういるすよ。 なに、 ことばぶそくわ おたがいの おもいやりで かばー できるのだ。 そんな にんげんの そこぢからを みせつけて やる。