ちゅーごく しんぶん こらむ
てんぷーろく
2020ねん 4がつ とおか
せんかん やまとに のりくんだ もと ぐんいの そぶえ いつろー さんが せんじつの ほんしで しょーげん して いた。 「1ばん むずかしい しごとわ、 さびょーを みきわめる ことだった」。 しにたく ないと いう おもいから びょーにんを よそおう。 しんじつわ さいぶに やどる ― とわ、 こー いう ことだろー。
もと ぐんいわ れいておき かいせんを しる ひと。 べいぐんの はじょー こーげきで、 30ぷん おきに へいが かつぎこまれて くる。 ほーだんの はへんが つらぬいて きずついた からだを 「どーして やる ことも できない」。 おなじ きょかん、 むさしの さいごも 「ぼー ふれ」で みおくるしか なかった。
75ねん まえの 4がつ なのか。 やまとも 「おきなわ すいじょー とっこー」に とつにゅー し なんかいに しずむ。 かちめの ない さくせんに より、 おおくの へいが なみまに きえた。
その げんばで せいぞんしゃの きゅーじょに あたった くちくかん ゆきかぜの もと すいらい かいん、 にしさき のぶお さんの かたりを さくねん きいた。 ぜっきょー しながら ろーぷを まつ へいわ じゅーゆ まみれの みずとりのよーだった。 かんぱんに ひきあげたら いたい おきばでも ある ふろばで あぶらを はかせる。 わかい へいの あしに しがみつく かしかんを ぼーで たたきおとした きおくわ、 けそーにも けせない。
じくじたる おもいが、 90だいの ふたりを いまも さいなむ。 ぎじゅつの すいを あつめた やまとを ほこりながら 「すくえる いのちわ もっと あった」と くやんで やまない。 きちょーな しょーげんを じだいに つたえる ひとたちに、 あらためて けいいを ひょーする。

しゅうかんてんぷうろくへもどる