ちゅーごく しんぶん こらむ
てんぷーろく
2017ねん 12がつ むいか
ふゆとわ いえ ゆきげしょー した 「かお」わ、 まだ おがめて いなかった。 にしにほんの かくちから きのー はつゆきの たよりが あいついだ。 ふゆ しょーぐんも こしを あげ、 こんしーずんの しごと はじめらしい。 くるまの たいや こーかんが いそがしく なりそーだ。
「ゆきなり」 なる きごが ほっかいどーにわ あると いう。 くーきの かわく げんかんき、 さらさら した ゆきが つもる。 ふみしめた くつの したで きゅっ、 きゅと おとを たてる。 おおだし にまちょーの ことがはまで きこえる、 あの 「なきすな」みたいな ものだろーか。
さんいんじや ちゅーごく さんちでわ ふゆが ふかまると 「ゆきずり」に なやまされる。 やねに つもり、 かたまりと なった ゆきが ある ひ、 どすんと ふいに おちて くる。 ほんしを けんさく すると、 ちほーばんの せんくらんに ひろしまけん ほくぶの ひとの くが いくつか みえる。 <ゆきずりに しょくだい ゆらぐ おおたいや> うえもと くにこ。
ゆきを ひとつ とっても、 きたの だいちと ちゅーごくじとでわ、 あるいわ さんよーと さんいんとでさえ うつしだす じょーけいわ ことなる。 その とちならでわの 「かお」が のぞく 「ちぼー きご」と よび、 げんだい はいく きょーかい かいちょーの みやさか しずお さんが ほりおこしを すすめて いる。 さいじきも いつか あまれれば。
せんしゅー、 いずもし いきの こーそく ばすで とーほく なまりの 1だんと のりあわせた。 ぎんこーらしく、 くちょーを てに まどの そとを ながめて いた。 いまごろ、 ゆきの 1くを ひねって いるに ちがい ない。