ちゅーごく しんぶん こらむ
てんぷーろく
2017ねん 10がつ よーか
へーるしゃむと いう ちめいが、 わたしの なかで ひろしまと きょーしんを はじめた―。 ぶんげい ひょーろんかの かとー のりひろ さんが 「はいしゃの そーぞーりょく」(しゅーえいしゃ しんしょ)で かたって いる。 へーるしゃむわ、 のーべる ぶんがくしょーに きまった かずお いしぐろ さんの しょーせつ 「わたしを はなさないで」に でて くる。
この ものがたりでわ じんるいわ しの やまいを こくふく し、 へいきん じゅみょーが 100さいを こす。 だが、 その うらでわ ぞーきを ていきょー する ための こどもたちが くろーん ぎじゅつに よって そだてられて いた。 へーるしゃむとわ、 かれらの きしゅく がっこーが ある のっぱらだった。
その せかいでわ 「かく」の かわりに 「いのち」が こっかに かんり されて いる。 ふたつの ちめいが ひびきあう かとー さんの かんかくも、 そこに ゆらい するのだろー。 かくも いのちも、 もてあそんでわ ならない。
ながさきし うまれの いしぐろ さんわ、 おさない きおくに ある にほんを かつて えがいた。 そのごわ SFの りょーいきに ふみこみ 「わたしを はなさないで」の きょーちに。 12ねん まえに はっぴょー したが、 せかいの うけいかが すすむ げんじつが さくひんに おいついた、 と いう しょひょーも あって せすじが ひやりと する。
ものがたりの へーるしゃむわ わけ あって ふーいん されるが、 ひろしまわ げんぜんと して ある。 かくの ふーいんを しめいと して きた この まちを、 いしぐろ さんの しゅざい りょこーさきに ぜひ くわえて もらいたい きが して いる。

しゅうかんてんぷうろくへもどる